議員会副会長として
議論の取りまとめに尽力
コロナ、物価高騰など
道政の重要課題に
燃油や肥料・飼料などの物価高騰は、オホーツクの基幹産業である酪農をはじめとする
一次産業に大きな影響を及ぼしています。これを最小限に抑えながら経営安定化を図るため、
道議会では定例会の度に生産者に対する緊急支援を盛り込んだ
大型の補正予算を議論し、成立させてきました。
一次産業関連の
主な価格高騰対策の補正予算
- 令和4年第2回定例会
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燃油・飼料・肥料高騰対策
24億4831万円
- 同第3回定例会
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酪農畜産経営安定化支援緊急対策
24億円
- 同第4回定例会
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酪農生産基盤確保対策
31億7436万円
漁業用燃油価格高騰緊急対策
6億5936万円
2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを
目指す「ゼロカーボン北海道」は、気候変動対策としてだけでなく、
未来に向けた成長戦略としても期待されています。
わがオホーツクは豊かな森林資源を活かし、
CO₂吸収能力が高いクリーンラーチ(カラマツの仲間)苗木の増産・植林による
活力ある森林づくりに取り組むなど脱炭素社会に向けた鍵を握る地域として
ひときわ期待が高まっています。また、国の「バイオマス産業都市」に興部町、西興部村、滝上町、湧別町が
選定されるなど、家畜のふん尿を有効活用した再生可能エネルギーを基軸にしたまちづくりも進められています。
この流れをさらに勢いづけるべく、引き続き全力を尽くします。
3年もの長きにわたるコロナ禍は、皆さまの感染防止対策へのご協力や
ワクチン接種の進展などにより、さまざまな制約が緩和され、
ウィズコロナの社会経済のあり方に移行しつつあります。
しかし、いまだ収束には至っておらず、社会経済の本格的な回復に向けた取り組みを
さらに強力に推し進めていく必要があります。
今後も刻々と変化する状況を注視しつつ、局面に応じた対策を迅速に進めてまいります。